当社の技術を使った、新たなご提案をご紹介する特集コーナー
第四回のテーマは「イナックの塗装職人たちの匠のワザ」
メンバーそれぞれが高い技術力を持った「塗装の匠」たちのチームワークにより
お客様のイメージする色や質感の再現といった、きめ細かなご要望にお応えします
調色による塗装は、お客様のオンリーワン製品のデザインや
ブランドイメージを大きく左右する重要な要素です。
微細な色のニュアンスや、オリジナル色調の再現といった
お客様が求める色を正確に再現できる能力を、私たちイナックの
「塗装の匠」は持っています。
弊社では、切削加工や3Dプリンターでの造形、調色、塗装、メッキまで
社内で一貫対応しておりますので、最短翌日の超短納期もご相談可能です。
また、塗装の仕上がりには下地の状態が大きく影響しますが、
後加工に合わせた適切な下地処理が行えるのも、一貫対応だからこその
強みです。
豊富な経験と確かな技術を併せ持つ
イナックの「塗装の匠」にお任せいただければ、
お客様のきめ細かいご要望に柔軟に応えることが
可能です。
『もう少し白味を足してほしい』
『30%濃度を下げてほしい』
『あのキャラクターのような色で』、、、
既存のカラーチャートにとらわれない、
お客様のニーズを最大限に反映した色をご提供致します。
匠たちの塗装技術は
「本物と見分けがつかないほどの、リアルな質感の再現力」が特徴です。
よごし、木目調、金属調など、あらゆる素材の質感を忠実に再現します。
ペインティングやドライブラシの技術を駆使して、
製品のテーマに合わせた表現が可能です。
樹脂材で構成された製品でも、木の質感をリアルに再現します。
弊社のサンプルをご覧になったお客様からは『本物だと思っていました』
という、嬉しいお言葉をいただいております。
仕様
材質:TSR829(光造形 3Dプリンター)
寸法:95㎜×70㎜×115㎜
製品デザインから製作した、オリジナルのインテリアサンプルです。
「アンティーク調」をテーマに実物のソファを観察し、
使用する道具の選定や塗装、仕上がりの質感について計画を立てます。
背もたれのボタン打ち部
光が当たる部位にはハイライトを入れて明るさを増し、
窪みになっている部分には色の濃淡を調節して陰影を強調することで、
より立体感を出しています。
シート全体
仕上げとして、全体にエナメル塗料を筆で塗ることで濃淡の境目を
馴染ませ、布地らしさ、リアリティを出しています。
金属部
ひじ掛け部は、実物のアンティークであれば、永い年月
人が触れていた部位ということになります。
金色の上にエアブラシの圧を調節して、砂のような質感の黒色を
吹き付けることであえて光沢を抑え、使用感を演出しています。
同じ青色ですが、左から順番に「薄い→濃い」と、濃度を調整して
塗装をしています。
『この色見本より30%薄くor濃く』
というご要望にも、対応致します。
中身の液体が入った状態でも、支給いただく色見本にあわせて調色し
塗装することも可能です。
内容物の色による、ボトル外観の見え方への影響を確認することが
できます。
量産ボトルや、お客様が造形した製品への塗装のご依頼も、
ご相談ください。
匠の技術の結晶! イナック ロゴサンプル
メタリック、パール、カラーメッキ等の様々な塗装が表現された、
イナックロゴサンプルは「塗装の匠」の技術を凝縮させたサンプルです。
下部のINACロゴ部分は、見る角度によって色が虹色に変化する
特殊な塗装(レインボー偏光塗装)で表現しています。
専門用語でも大丈夫!
PANTONE、DIC、オートカラーといった
業界に広く流通する色見本台帳の番手指示や、
その色見本を基にした調色も可能です。
対応可能な塗装表現の一例
◎メタリック
◎パール
◎カラークリア
◎カラーメッキ
◎ソリッド
◎シボ塗装
◎グラデーション
◎マジョーラ 等
アルミ蒸着メッキも自社で行っております。
蒸着メッキの上にメタリック、グラデーションカラー塗装を施すことで
プレミアム感を演出することができます。
クラシックな金・銀から、エレガントなカラーメッキまで、
独自の色彩表現を実現します。
また、サングラス等に用いられるような、向こうが透けて見える
メッキ処理(ハーフ蒸着)も自社で対応しております。
汎用メッキ装置を自社で改良し、膜厚を極薄く均一化する技術を
開発いたしました。
メッキの透け具合の調整も可能です。
光があたる時に透けてみえるという性質を活かし、バックライトなど
照明の点滅により、異なる意匠表現が可能です。
「塗装の匠」の技術を駆使して、お客様の求める表現に細部まで
こだわったオーダーメイドの仕上がりをご提供します。